成功するための質問力が高まる隠れたビジネス書

成功哲学も、ナポレオンヒルの「思考は現実化する」を始め、何冊か読んできました。

その時だけやる気が出て、しばらくするとそのやる気も落ちたりしました。^^;

そんな時に、読んだのは「成功マインドのつくり方」という本です。

成功哲学の本で、うまくいかない原因を払拭する隠れた名書籍です。

質問力が特に高まるビジネス本です。

成功できないのは「やめておこうかな」という気持ち

本書は「 プラスの質問力」をつけるための本

人が成功できないのは、成功への方法を知らないからでも、その能力がないからでもなく、潜在意識の「やめておこう」が、意識上の「 やってみよう」 より重いから。

「成功しなくても、ま、いいか」と、 無意識に考えている人に、いくら成功の方法を教えても役に立ちません。

問題は、「成功法」を知らないことではなく、この「やめておこうかな」という気持ちですが、 それが分かっていないから、多くの人が自分磨きに大金を投じているのに、心のブレーキを外すことができないままでいるのです。

自分の可能性を最大限に発揮したいなら「 成功の方法」は必要ありません。

今必要なのは、 自分の湯漏れた可能性を最大限に発揮できるように、自分にかかっているブレーキを外すこと。

何かの拍子に自尊心が傷つくと、成功したくても 無意識に「成功を拒絶してしまう」ようになります。

「自分はどうせ駄目だから」と自分を正当化することが、「結局うまくいかない」原因なのです。

どうでしょうか?

当てはまると思いませんか。

なぜ、人が成功哲学を読んだり、セミナーに行っても成功できないのか?

その原因や理由が色々と書かれてあります。

うまくいき、成功するモテるようになる質問力

「アフォーメーションが脳に革命を起こす」という項目が、とてもよかったです。

アファメーションではなく、この本では、アフォーメーションと名付けています。

世の中のほとんどの人は、ついついネガティブな質問を自分に投げかけです。

「なぜお金が貯まらないのか」

「なぜ何一つうまくいかないのか」

しかし、ネガティブな質問には、 ネガティブな答えしか返ってきませんから、「なぜなら、 私は・・・・・」 と、後ろ向きの結論を受け取ってしまうだけです。

自分の悪いイメージだけ引き出してがっかりし、 本来持っているプラスの力をダメにしてはいけません。


先ほどとは逆に、プラスの質問を考えてみてください。

マイナスの質問が自分の悪い点に注意を向けさせるのに対して、プラスの質問は良い点に注意を向けさせてくれます。

このプラスの質問を、 私は「アフォーメーション」と名付けました。

自分のいいところを思い描くことができれば、自然と自信が湧いてきます。

マイナスの質問をプラスの質問「 フォーメーション」に変えるのは簡単。

例えば、

「なぜ私は成功できないんだろう」
   ↓
「なぜ私は成功できるのだろう」

「なぜあの上司は私にきつくあたるのだろう」
   ↓
「なぜあの上司は私に良くしてくれるのだろう」

というように、「~ない」といった否定の言葉や、ネガティブな単語をなくした質問にします。

要は、ネガティブな言葉の質問を、ポジティブな言葉の質問を変えます。

人生うまくいってない人は、

「何で俺はこんなにダメなんだろう」

「なんでうまくいかないんだろう」

「何でモテないんだろう」

などと、意識的にも無意識的にも、 ネガティブな言葉、マイナスの言葉で自分に質問をしています。



こういうネガティブな言葉で質問をすれば、脳は検索機能と同じなので、その質問の答えを探し出します。

〇〇だからダメなんだ、 〇〇だからうまくいかないんだ、〇〇だからモテないんだ、などと質問の答えが出てきます。

これがうまくいかない人のパターンです。


これをポジティブな言葉に変えて質問をします。

「何で俺はこんなに素晴らしいんだろう」

「なんで私はこんなにうまくいくんだろう」

「なんで私はこんなにモテるんだろう」

と、ポジティブな言葉で質問することにより、その答えが出てきます

ポジティブな言葉で質問をしている時、 既にそうなっている状態が脳にイメージされます。


ぜひ試しに、3分でもいいので、このポジティブな言葉の質問をやってみてください。

とても気持ちが良いですし、脳がその状態をイメージするので、そういう状態になっていきますよ^^


まとめ

ネガティブな言葉の質問を、ポジティブな言葉の質問を変える。

ポジティブな言葉の質問をして、その状態を引き寄せる。

成功マインドのつくり方 ノア セント・ジョン (著), Noah St.John (原著), 本田 直之 (翻訳)