あるすか星 様の読者さま、こんにちは。

はじめまして。

10年近く、恋愛コンサルタントをやっております、相沢蓮也と申します。

僕のことを知らないかたの方が多いかと思いますので、

自己紹介代わりに、僕の恋愛ノウハウの一部を、
こちらでご紹介させていただけることになりました。

あなたがもし、「自分の会話力に自信が無い」というのであれば、
解決のお手伝いになるかもしれません。

ご一読いただけますと幸いです

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コミュ力お化け
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先日、

・コミュ力お化け

という言葉を初めて知り、その語感が気に入ってしまいましたので(笑)、

今日は、コミュニケーション能力が高いとは、どういうことか?

というテーマで書きます。

ある日、相談者さんとお話していて、とても面白い質問をいただきました。

それが、
「相沢さんから見て、 僕って、コミュ力おばけに見えますか?
それとも、コミュ障に見えますか?」
です。

※僕はこのとき、コミュ力お化けという言葉を初めて聞きました。

彼は、彼の友人たちからはその両方を言われることがあるそうで、

おもな傾向としては、わりと多くの人からはコミュ力お化けと見られ、
コミュニケーションを仕事としているような人からは、コミュ障と言われるようでした。

ちなみに、僕の印象はまさにそのままで、

「わりと多くの人からは、
 コミュニケーションが
 上手だと思われ、

 一部の、そもそも、
 コミュニケーションとは何か?
 を理解している人からすると、

 コミュニケーション能力は
 けっして高くはないと
 思われるだろうな」

でした。

そもそも、本当にコミュニケーション能力が高い人は、

初対面の、歳の離れた人間に対して、
「コミュ力お化け」
とか、
「コミュ障」
とかいった、

世代間で好みが別れたり、
通じたり通じなかったりしそうな
単語を、選んだりはしません。

※彼と僕とは、一回りくらい年齢が離れていて、その日は初対面でした。

ですので、この質問の単語だけでも、

「ああ。そういう感じね」

と、分かる人には、分かってしまったりするのですが。

ところで、さて、今回のお話の大切なポイントとして、

そもそも、

コミュニケーション能力が高いってどういうことですか?

という疑問について、ていねいに見ていきましょう。

まず、よくある傾向なのですが、

自分のコミュニケーション能力というものについて、

自信が持てない人間ほど、つまり、彼の言葉を借りれば、

自分のことを、

・コミュ障

と思っている人間ほど、

コミュニケーション

と、

パフォーマンス

の違いが分かっていません。

少し話がそれるのですが、そういえば以前、僕のこのメールマガジンで、

zoomで女性を口説くことが非常に上手な男性を、『達人』としてご紹介しました。

この『達人』は、僕との付き合いが長いのですが、

zoomに限らず、

10年以上の路上での ナ ン パでの実践経験もあり、

その女性遍歴とかも、

非常に派手で、

おそらく、一般的に言えば、

めちゃくちゃモテるタイプの男性です。

というか、

「将来は自分も恋愛教材を作って、モテない男性の力になりたいです!」

とか、口では言い続けているくせに、

もう、何年にもわたって、

えんえんと、次から次へと、新しい女を抱きまくって、

その報告をひたすら僕にし続けてくるという、

「いや、それもう絶対に、新しい女を落とすのが大好きなだけだよねっ!!」

と、突っ込みたくなる感じの男性なのですが(笑)、

そんな彼も、

たまには本気になるようで、

「今度こそっ!」
みたいな感じで、

情報配信に乗り出そうとしたことがありまして、
なら、やってみましょうよ、

ってことで、

彼を『達人』としてご紹介して、

対談を行い、その録音した音声を公開したところ、

これまた、

以下のような、

非常に興味深い感想をいただきました。

ーーここからーーーーー

達人と称してよいしょしてる感が、
終始伝わってきて大変残念です。

相沢さんが会話をリードすることで
コミュニケーションが成立している
のが明らかで、

本当にナンパ歴10年?と
疑ってしまいますし、

この方のビジネス支援だろうなーと
想定しながら聞いてました。

設定に無理があると思いますし、
恋愛初心者向けの音声などと
記載があった方が誠実だと感じます。

いつも楽しく拝見していただけに
ガッカリしたので、
レスポンスさせて頂きました。

ーーここまでーーーーーーーーー

当時の対談音声を知らない読者さんのために、

少し追加で情報を補足しますと、

対談した『達人』ですが、声の印象が非常に暗くて、

あと、僕に気を使ってくれているっていうのもあって、態度も控えめで、

こういう不特定多数を意識して

お話をするという体験ももちろん初めてであるため、かなり緊張もしていました。

ですので、対談についても、僕の頭の中にあった流れを
やや強引に実行することによって、成立させてしまった、

という、まあこれは、僕自身の反省点でもあったのですが、

ともかく、そんな感じでした。

さて。

実はこの問題も、

冒頭の問題と本質的には全く同じでして、

そもそも、

コミュニケーション

と、

パフォーマンス

とは、

まったくの別物なんですよ、

っていうのが、

僕の答えだったりします。

例えば、

僕はときどき、

みなさんに向けて、

自分の声でお話して、それを録音したものを公開したりしています。

最近、このメルマガに登録してくれた、
新しい読者さんでなければ、

聞いたことある人、けっこういると思うのですが、

僕ってたぶん、

そこそこ、話すの上手いと思うんですよ。

わりとはっきりした声ですらすらと、

しゃべりますでしょ?

でもこれって、

・コミュニケーション能力

ではなくて、

しいて、分類するのであれば、

・パブリックスピーキング

っていう技術なんです。

ですので、

女性を口説くのが上手いとか下手とか、

モテるとか、モテないとかとは、基本的には、別物です。

だって、そうでしょ。

パブリックスピーキングが上手いことが

イコール

女性を口説くのが上手いとか

モテるとかであれば、

塾の講師とか、

カルチャーセンターの先生とか、

ユーチューバーとか、

どんだけモテる職業なんだっ!?

って感じ、しません?笑

でも現実的には、

そういった職業のかたであっても、

女性を口説くのが上手かったり、へたくそだったり、

モテたり、モテなかったり、

してますよね?

ですので、

僕が、わりと上手に、みなさんの前で、

ペラペラと
お話したりできることと、

僕が、恋愛を教えていて、
わりと、そういった方面での
知識と技術を持っていることとは、

原則、別問題なんです。

パブリックスピーキングと、

コミュニケーションとは、

別である。

ちなみに、僕がこうして
恋愛について、

メールマガジンであったり、

恋愛教材であったりで、

色々と上手に書いていますでしょ?

みなさんは、

僕が書いた、こういう文章を
読んでみて、

「この人はモテるに違いないっ!」

って、やっぱり勘違いして
くれるわけですが(笑)

これも、ジャンルとしては、

・ライティング

とか、

・レトリック

とか、

・コピーライティング

と呼ばれる技術であって、

僕が本当に、女性を口説くのが
上手いのか、下手なのか?

モテるのか? モテないのか?

とは、実は、原則的には、
別問題であったりします。

「いやいや。相沢さん。
 相沢さんの文章は、実際に
 体験した人にしか書けませんよ」

って、たまに言われますが、

「いやいや。実際に体験しないと
 リアリティを演出できないのであれば、

 小説家なんていう職業は
 成り立ちませんよね?

 人を殺さないと、
 推理小説は書けないんですか?」

というのが僕の答えであって、

やっぱり、実は、そこは、
別問題なんです。

なので、実は僕は、

恋愛経験ゼロの、
童貞おじさんかもしれません。

まさかの。
相沢童貞説はおいておいて(笑)

さて。

最初に戻りますと、

この相談者さんが、
もう1つ、

面白い質問をくれまして、

たしか、

「木村拓哉さんみたいなのと、
 ロンブーのあつしさんみたいなのと、
 コミュニケーションのやり方として
 どっちが、良いのですか?」

みたいな感じだったか。
すみません。

ちょっと忘れましたが、

たしか、そんな方向性の質問でした。

そして僕の答えは、

「分かりません」

で、

なぜ分からないのか?

と言うと、

僕は、そしておそらく彼も、

テレビの中の、

木村拓哉さんとか、

テレビの中の、

あつしさんとかしか

しらないからです。

そしてそれは、

木村さんでも、あつしさん
でもそうなのですが、

あくまでも、

芸能人として、

みんなの目=カメラの
あるところでは、

計算、演出、脚本、

といった、何かしらの
意図や目的があって
おこなっている、

それはやっぱり、

・パフォーマンス

の部分であって、

彼らの

・コミュニケーション

では、けっして、
ありえないからです。

カメラの前で、

木村さんやあつしさんが、

誰かと対談を行って
いたとしても、

『カメラの前』である以上、
パフォーマンスでしか
ありえません。

そうなんですよ。

よく、芸能人とかを
引き合いに出す人、
いますけれども、

そもそも、僕たちは、

芸能人の、本当の

・コミュニケーション

を見ることはできないんです。

コミュニケーション

と、

パフォーマンス

は違う。

何となく、ご理解
いただけましたでしょうか。

そのうえで、

彼が言うところの、

・コミュ力お化け

というものについて、
僕なりに考えてみたのですが、

そうですね。

一番、身近で、
それを体験できる可能性が
あるとすれば、

例えば、

しっかりと教育された、

非常にプロ意識が高い、

高級なクラブの
ホステスさんとか
かもしれません。

そもそも、

僕が定義する、

「コミュニケーションが上手い」

とは、

「会話のキャッチボールが上手い」

ということなのです。

「キャッチボールの様子を第三者に
 見せることが上手い」

のではなくて、

「キャッチボールが上手い」

です。

この差、重要ですよ。

これは、

さらに具体的に言うと、

相手が受け取りやすい場所に
ちょうどよい力でボールを投げて、

相手のボールを、
「バチンっ!」って気持ち良い
音をたてて、受け取ってあげる技術、

これが、上手い、ということです。

銀座のホステスさんとかって、
毎朝、主要な新聞を一通り
読んでたりしますよね。

あれって、

自分が、時事ネタや社会に
強い関心があるとか、

そういうことではなくて、

もっと純粋に、

「自分のお店に来るのは、
 新聞を読んでいるお客さんが
 多いから、
 そういうお客さんの話を
 ちゃんと聞けるようにする」

という目的があります。

他人の話を上手に聞く、

つまり、

相手のボールを、
「バチンっ!」って気持ち良い
音をたてて、受け取ってあげる

には、

最低限の、土台となる
知識が必要なんです。

話はそれますが、

以前、すご腕の探偵さんと、
すご腕の ナ ン パ 師さんとが、

偶然、まったく
同じ習慣を持って
いたのを知り、

驚いたことがありました。

それが、

お風呂に入っている時間を
使って、いつも、
最新の女性誌をチェックしている、

というものでした。

これも、上記のホステスさんと
まったく同じ理屈です。

また、

ちゃんとしたお店の
ホステスさんであれば、

例えばこのメルマガの
最初で僕が指摘したように、

初対面の、歳の離れた人間に対して、
「コミュ力お化け」
とか、
「コミュ障」
とかいった、

世代間で好みが別れたり、
通じたり通じなかったりしそうな
単語を、選んだりはしません。

それが、

相手が受け取りやすい場所に
ちょうどよい力でボールを投げる、

ということです。

それを、単語レベル、
感性のレベルでもって、

相手に合わせてゆきます。

いかに、相手が気持ちよく、
違和感なく、

ボールを投げられるか、
受け取れるか、

そこを追求してゆく。

「最近の若者は言葉がみだれている!」

という老人には、その老人が
「ただしい」と信じている言葉を使い、

一方で、

「みだれている」と老人から言われる若者に対しては、その
「みだれている」言葉を選ぶ。

※ただし後者は非常に難易度が高いため、普通は、前者のみやっておくのがベター

銀座とかで、

1回席についただけで、

最低10万円~

っていうお店のホステスさんには、

そういう高度な繊細さと技術が求められますし、厳しく教育されます。

しかし、それを

・コミュ力お化け

のように、

『お化け』とまで言ってしまえるのか?

っていうと、

う~ん…

お化け…

言いすぎかなあ…

例えば、

僕がここでお伝えしたような方向性でもって、

コミュニケーションというものを追求してゆくとすると、

単語、感性のレベルで相手に合わせてゆく以上に、

例えば、

呼吸とか、姿勢とか、声のトーンとか、
会話の間とか、体の重心とかまでも合わせましょうね、

って話になって、

まあ、上記は、NLPでは定番の話なのですが、

さらには、

相手の趣味、思考、クセ、リズムまでも合わせてゆく、

究極的には、

例えば、

昼間から競馬やって飲んだくれている、
下町のおっさんたちと、
政治について、不平不満を愚痴り合う、

かと思えば、

年収数億円の人達が集まる社交パーティーで、
高級ブランドを着こなして、芸能人やスポーツ選手と盛り上がる、

かと思えば、

夜のクラブで、ガンガン音楽が鳴る中、そういうファッションで
女性を ナ ン パとかして、周囲の初対面とすぐに
打ち解けて、いつの間にか中心にいる、

かと思えば、

秋葉原のメイドカフェで、4人くらいのコアな仲間と
集まって、朝から6時間くらいかけて、萌え系のアニメの未来について熱く論じる。

などなど。

あらゆるシーンにおいて、

それぞれの、

雰囲気から、ファッション、しゃべりかたまで、完璧と思えるほどに、擬態(ぎたい)してみせる…

とか。

う~ん。

こういう人がいたら、人間の領域を超えている、という意味で、

「あ、化け物だ…」

つまり、

・コミュ力お化け

って定義できるかな~

なんて、

役にも立たない、思考をめぐらせて、遊んでみたり、します。

なんだっけな。

そうそう。

コミュニケーションとは何か?

っていうお話でした。

色々と考えをめぐらせてみましたけれども、

・恋愛

という立場から言わせてもらうと、

女性が、男性に対して恋愛感情をいだくっていうのは、

実はもっと複数の要素がからみあっていますので、

別に、

化け物レベルの

コミュニケーション能力は、

必要ないのですよ。

じゃあ、どの程度があれば『恋愛』というステージで戦えますか?

っていうと、

その答えが、→こちらです。

人間の領域を超えなくてもぜんぜんオッケーです!

相沢蓮也