悪い想像ができるなら良い想像もできる
自分達には、「想像力」というすばらしい能力があります。
夜と霧を書いたビクターフランクルは、刑務所の中で、外に出て自由になっているところなどを想像して、苦しい時期を乗り越えました。
人間には、想像力があるって本当に素晴らしいですよね。
時に、悪い想像をして、不安になったりする事もあります。
人により、悪い想像ばかりしてしまう人もいます。
それも、想像力があるからですよね。
悪い想像ができるなら、「想像力」は間違いなくあるので、それを良い想像に使えばいいだけです。
高校時代はよく妄想をしていた
私の高校時代の話になります。
高校時代の冬、バスで高校に通っていました。
バスで1時間、時には1時間以上かかるのでだいぶ長いです。
往復2時間は、バスに乗っている時間でした。
バスの中でやることがなかったので、私はずっと想像や妄想をしていました。
高校を卒業して、知らない街で過ごしている自分。
今とは全然違う別の自分の姿など。
女性に囲まれている自分など。
その妄想がどんどん膨らんで、 妄想の中で、いくつかのストーリーができたくらいです。
今よりも、妄想力があったなと思います。
(※妄想と想像は違います。
妄想は現実離れしている事。水の上を歩くとか、人間の体で空を飛べるとか。
想像は、現実可能な事、現実的にあり得る事。と思っています。
妄想と想像の違いはおいて、ひとまとめにして話しています)
自分の中で幸せを感じられたら幸せ
今の現実がどうであれ、妄想や想像で幸せな気分を感じたら、幸せですよね。
例えば、現実ではパートナーがいないとします。
この時に想像力を働かせて、目の前に理想のパートナーがいるのをイメージする。
パートナーがいる気分、ほっとしている安心感、幸せな気持ち、ドキドキ感、嬉しさなどを感じてみる。
現実だけを見たら、「一人で寂しいし、つまらない」と感じる場合もあります。
でも現実は現実で生きながらも、妄想や想像力を働かせて、目の前に理想のパートナーをイメージして、 パートナーがいる気分を感じる、嬉しさや楽しさ、幸せを感じる。
現実がどうであれ、妄想や想像で、脳内が満たされて、いい気分になったり幸せな気分になったら、それは幸せです。
妄想や想像でも、自分が満たされている心の状態になります。
そうやって想像して、自分の気持ちが幸せを感じたりするのが大事です。
「現実がつまらない」と感じている人は、一度、思いきり理想の自分を想像してみる事をお勧めします。
自分がわくわくしたり、ときめくような想像や妄想をしてみてください。
引き寄せの法則は、今感じている事を引き寄せる
「脳内で妄想や想像のパートナーを描いても、現実にはいないです、だから不満なんです」
と思う人も、ここを考えてみてください。
引き寄せの法則は、「今自分が感じている事」を引き寄せます。
妄想や想像でも、満たされたり幸せを感じられたら、それはやがて現象化します。
臨場感、リアリティが強い方が現実になる
人は、同時に2つのゲシュタルトを維持できません。
ゲシュタルトとは、概念とか認識と思ってください。
現実は恋人がいない状態だとしても、脳内で「私は理想のパートナーがいる」とイメージを強く持ちます。
自分の脳内で「私は理想のパートナーがいる」というイメージの臨場感が強ければ(強く保てれば)、 現実よりも、脳内のイメージの方が現実味を帯びていきます。
現実は無視するとかでもいいのですが。
現実で普通に生活しながらも、頭の中脳内で、「私は理想のパートナーがいる」など強くイメージを保つことで、頭の中のイメージの方が現実になっていきます。
実証済みです。
イメージ苦手な人がイメージできるようになる、イメトレ法や最強のイメージング法をまとめています。